ホンダN360、Nコロって・・?

ホンダN360、Nコロってすごい車です!

 

n360https://www.toyota.co.jp/Museum/collections/list/d…

 

世界のホンダが、四輪車に挑んだ最初の車がT360という車です。

日本で初めてDOHCのエンジンを載せた、なんと軽トラック

(スポーツトラック)からスタートして、N360を発売したのです。

 

その当時は2ストロークが主流だった時代に、バイクの

ドリームCB450のエンジンを載せたのです。

 

それは、4ストロークエンジンで、DOHC、354ccで何と

31psという事ですが、他社の軽自動車の馬力は20psぐらい

の時ですから、とんでもない車だったのです。

 

そして強制空冷というバイクの動力方式をそのまま入れたような車

ですから、レースのエンジンのような高回転のじゃじゃ馬的なもの

だったのですね。

 

そしてFFという駆動方式で、475kgの軽い車115km/h

までかっ飛び状態にしていくのですから、うるさいということと

振動も少なくなかったのです。

 

通常のシフトレバーは運転席横か、その前に付いているのですが、

この車はインパネの下に着いているので、手を前に出して動かす

ような感じで変速をしていました。

 

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http://www.logsoku.com/r/2ch.sc/poverty/1465478586…

 

とにかく軽では全く相手になるものはなく、いつもぶっちぎり状態の

「Nコロ」でした。

 

ただ、その高性能が仇となってしまったのです。

通常の軽自動車の走行上法律が、最高速度60kmを想定していたのに、

115kmですから慣れない運転者が多く、死亡事故が出てしまい

本田宗一郎氏は、 殺人罪で訴えられてしまったのです。

 

国内でも安い、速いという、人気があってダントツの 販売台数を誇っていた

のですが、この裁判の件から、商業者以外の軽自動車の製造に終止符を打つ

事件となったのです。

 

ただFFという駆動方式に対して、ハンドル操作における不安定さは、

慣れない方であれば振られるようになることは、あり得る事なのかな

と思われますね。

 

やはり、高性能のスポーティカーに乗ることは、その資格的な運転技術

がないと、危険だということを知っていただきたいと思います。

 

以前にも、ボクシングの大場政夫選手コルベット・スティングレイで

カーブを曲がりきれずに亡くなったということがありました。

 

車は、乗って楽しむことにしましょう。公道は、みんなのものですからね。

のんびり景色を楽しむという走りをしましょう。

 

本田宗一郎氏は、この空冷エンジンにこだわりがあり、「Nコロ」以外にも、

ホンダ1300という車も造りました。

 

こだわりの本田宗一郎氏としては、二輪のホンダの空冷エンジンを四輪でも

貫きたかったということだったのですが、一般のお客様の要求からは遠ざかる

ようになり、生産を終了することになったのです。

 

このことが、自分の時代の終わりと感じて第一線から身を引いたのです。

 

本田宗一郎氏は、自分で造り、自分で走り、二輪のホンダから、四輪もホンダへ

の闘いの物語はここで終わったのですが、個性ある車造りの精神は今でも

生き続けていますね。

 

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